肌と髪に、やさしさをひとつ
鏡の中の自分と、もう一度仲良くなるために
50代になると、肌の乾燥やシミ、髪のうねりやパサつきなど、これまで気にならなかった変化がゆっくりとやってきます。
「なんだか老けたな…」と感じる朝。鏡を見るたび、少し落ち込むことも正直あります。
でもそんなときこそ、「足りない」ものを埋めるのではなく、「いたわる」「認める」「ゆるす」ことを意識するようになりました。
今回は、50代の私が実践している肌と髪への“やさしい向き合い方”をご紹介します。
🧴乾燥肌には“与える”より“守る”ケア

肌がカサついてメイクがうまくのらない日、以前はとにかく保湿力の高いものを重ねていました。 でも最近は「守る」ことも大切だと感じています。
朝はぬるま湯洗顔+アルガンオイル1滴でうるおいをキープ。
夜は入浴後すぐに保湿をする「3分ルール」を守るようにしています。
💆♀️髪には「やさしいブラッシング」と「寝る前ケア」

年齢とともに髪のボリュームやツヤが気になってきました。 そこで意識しているのが、毎朝のやさしいブラッシング。
豚毛のブラシで頭皮から毛先までとかすだけで、髪のツヤが戻ってくるような気がします。
夜はドライヤー前に少量のヘアオイルをなじませて、乾燥やうねりを防止。
朝の髪がまとまりやすくなり、寝ぐせも減りました。
💄「年齢に合うメイク」ではなく「心が落ち着くメイク」

若いころのように華やかなメイクが似合わなくなった…そんなふうに感じること、ありませんか? でも今は、「似合う」より「落ち着く」を大切にしています。
ナチュラルなリップや、薄づきのパウダー。
メイクをすることで「よし、今日も大丈夫」と思えることが増えました。
👚肌ざわりのよい服を選ぶということ

肌や髪を整えても、チクチクする服や締めつけの強い下着を身に着けると、台無しになってしまいます。
50代になってから、少しずつ“肌がよろこぶ服”を選ぶようになりました。
リネンやコットンのやわらかい素材。
しめつけの少ないインナー。
心地よく過ごすことは、外見以上に「自分を大切にする」サインなのかもしれません。
肌と髪にやさしくすると、心もやさしくなれる
見た目の変化は、どうしても気になるもの。 でも「変わってしまった」ことに目を向けるのではなく、 「どうすれば、今の自分と仲良くなれるか?」と考えるようにしています。
肌や髪にやさしくする習慣は、自分にやさしくなる習慣でもあります。
今日も一日、自分をねぎらいながら過ごせますように。
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